社会人が働きながらトリマー資格を取る方法3つ【就職できるのか】

 

 

社会人で働きながらトリマーになるのは難しいのではと悩んでいませんか。

そんなことはなく、やり方と注意点がわかって入れば社会人でもトリマーになれます。

どんな方法があるのかとデメリットの潰し方を知り、確実にトリマーを目指しましょう。

この記事では、社会人がトリマーになる方法、デメリットと補い方についてまとめました。

トリマーになる方法

時間のある学生であれば、JKC公認のB級資格が取れる専門学校がおすすめです。

しかし、社会人は昼間忙しく、時間も取れないので専門学校に通うのは難しいでしょう。

では、働きながら資格をとって転職するのは難しいのかというとそうではありません。

社会人でも取れるトリマーになる方法を3つまとめたので見ていきましょう。

	学習期間	平均価格（1年）	就職	サポート	技術	勉強ハードル
専門学校昼	1〜4年	130〜150万円	◎	◎	◎	低
専門学校夜	1〜3年	80〜100万円	◯	◎	◯	低
通信	5〜10ヶ月	25〜60万円	◯	◯	◯	普通
独学	本人次第	5万円程度	△	×	△	高

※表を横にスクロールできます

専門学校の夜間コース

学習期間	1年〜3年
平均費用	80万円〜100万円
就職のしやすさ	普通
サポート体制	良い
技術が身につくか	身につく
勉強のハードル	通うのみ

じつは、専門学校には夜間コースがあり、社会人でも通えるようになっています。

学校によって違いますが、18時くらいから始まり、21時くらいに終わることが多いです。

学費が昼だと1年で130～150万円ですが、夜間だと80～100万円に抑えることも可能。

授業数が昼よりも少なくなっているか、資格取得まで時間がかかるかのどちらかです。

通信講座で勉強する

学習期間	5ヶ月〜10ヶ月
平均費用	25万円〜60万円
就職のしやすさ	普通
サポート体制	普通
技術が身につくか	身につく
勉強のハードル	向き不向きがある

社会人がトリマーを目指そうと考えたとき、最初に思いつくのが通信ではないでしょうか。

自分のペースで勉強ができ、学習期間も5〜10ヶ月と専門の半分程度の期間です。

費用も専門学校に比べて圧倒的に安く、25万円〜60万円とかなり抑えらるのも特徴。

ただし、デメリットがないわけではないので、このあと詳しく見ていきたいと思います。

独学で勉強する

学習期間	本人次第
平均費用	5万円程度
就職のしやすさ	難しい
サポート体制	無い
技術が身につくか	身につきにくい
勉強のハードル	努力が必要

トリマーになるためには、必ずしも専門学校や通信で学ぶ必要はありません。

自分で勉強し、技術を学ぶことで、資格をとったり転職することも不可能ではないのです。

費用はトリミング器材と教材を揃えるだけなので、5万円程度で揃えることが出来ます。

通信と一緒で自分のペースで進めることができるので、社会人に向いた方法でしょう。

働きながらだと何がおすすめ？

では、実際どの方法を取るのが、トリマーになるための一番の近道なのでしょうか。

重要なのはトリマーになれるほどの技術がつくかと、途中で挫折しないかです。

社会人なのであまり時間も取れないでしょうし、学習期間も気になるところでしょう。

一番デメリットが補いやすいのは通信

 

 

社会人がトリマーを目指す上で一番の近道は通信講座で勉強する方法です。

どの方法にもデメリットがあるのですが、通信が一番デメリットを補いやすいでしょう。

また、費用面や学習期間のバランスが良く、技術も身に着くのが通信の良いところ。

ただし、通信教材選びは非常に重要ですので、このあと詳しくまとめています。

専門学校では難しい理由

 

 

専門学校が社会人に難しい点として、安定して出席できるかという問題があります。

一度学校を休んむと授業についていけなくなったり、全く通えない可能性も。

また、1年〜1年半で取れる資格がJKCのC級、3年でB級という所が多いようです。

専門学校の昼の場合JKCのB級が2年で取れることを考えると時間がかかります。

独学では難しい理由

 

 

独学が社会人に難しい理由は、分からないことが出たときに解決しにくいからです。

通信であれば不明点を質問できる仕組みが整っていますが、独学だと分からないまま。

分からないところを調べているだけで時間がかかり、学習期間が長くなってしまいます。

また、トリマーに一番必要な技術面の向上が難しく、就職にも苦労しやすいでしょう。

通信講座のデメリット

先ほどおすすめした通信講座ですが、メリットばかりというわけではありません。

おもに、下記の3つのようなデメリットがあり、きちんと補う必要があります。

しかし、これら3つのデメリットは、各通信会社が手を打っているので補うことも可能。

最初から知って入れば本人も対策が打てるので、きちんと予防すれば大丈夫です。

一人で勉強する孤独

 

 

専門学校と違い、通信講座は一人で勉強しないといけません。

そのため、不明点が出たときに滞ったり、途中で不安に押しつぶされそうになることも。

一緒にトリマーを目指す人が近くに入ればいいのですが、難しいことも多いでしょう。

そのため、受講者同士の掲示板や質問無料のサービスがある通信がおすすめです。

技術が磨かれにくい

 

 

通信には実技の教材もあるとはいえ、専門学校に比べると技術は磨きにくくなります。

残念ながら、2年間勉強した専門学校生と比べると差が出るのは当然でしょう。

しかし、専門学校と同じように実技の研修が受けられる通信講座もあります。

また、専門学校生より早く資格が取れるので、インターンで修行するという手もあります。

資格の知名度が弱い

 

 

一部の専門学校ではJKCのB級資格が取れますが、通信でJKC資格は取れません。
※個人でJKC資格を受けることは可能（JKC会員になって2年経つ人のみ）

そのため、どうしても資格の強さが専門学校よりも劣ってしまう所があります。

しかし、トリマーを雇う上で一番重要視されるのは技術であり、資格はあくまで証明書。

トリマーには国家資格がないので、技術さえあれば資格に関係なく雇ってもらえます。

社会人が通信でトリマーになるには

では、具体的にトリマーになる方法や、デメリットの潰し方について見ていきましょう。

これらの方法を守れば、あとはトリマーになれるかどうかあなたの努力次第です。

転職には運も必要ですが、少なくとも専門学校より不利ということは無くなります。

サポートの強い通信を選ぶ

 

 

挫折しないためにも、通信を選ぶ際にはサポートの強い通信を選んだ方が良いでしょう。

質問が何回でも無料な通信は、たのまな、ケンネル、キャリカレなどがあります。

また、たのまなの場合、受講生同士がやりとりできる公式の掲示板もあり、無料です。

そのため、分からないことがあれば質問したり、受講生同士で励ましあったりもできます。

実技研修のある通信を選ぶ

 

 

技術を磨くためには、本物の犬を使って先生に教えてもらえる通信がおすすめ。

そのような実技研修のある通信は、たのまなとケンネルの2社だけになります。

たのまなの場合、全国に90箇所以上ある研修所で、受講生ごとのカリキュラムを組んで。

ケンネルの場合は茨城県つくばにある合宿所で13日間泊まるという形になります。

夜や休日に技術を磨く

 

 

実技研修を受ければ必要な技術は身につくので就職はできます。

しかし、転職する場合、間が悪かったりで求人がなかったりすることもあるでしょう。

その場合は、仕事終わりや休日にペットサロンにインターンに行くと良いです。

最低限の技術+無償であれば良いよと言ってくれる所も多く、技術を磨けます。

やらなくてもトリマーにはなれますが、やった方がトリマーになりやすいでしょう。

まとめ

社会人がトリマーを目指す場合、一番おすすめなのは通信講座です。

しかし、通信講座には専門学校生に比べて技術が身につきづらいというデメリットが。

そのため、実技研修まで受けられる通信講座を選び、技術不足を補いましょう。

ペットサロンにインターンさせてもらうなど、自分から動くことも大切。

通信講座でもトリマーになることは可能なので、あとは自分の努力次第です。

おすすめの通信講座の詳細や金額は主要5講座を徹底比較にまとめています。