旅行中の心配は無くしたいよね
探し方や預け方にポイントがあるぞ
旅行に行きたいけどうさぎのことを考えると気がひける、安心できない人も多いのでは。
ストレスに弱いうさぎにとって、基本的にペットホテルは苦手な場所。
だからこそ、安心できるペットホテルのチェックポイント、預ける時の注意点は大事です。
使うタイミングや料金、正しい探し方・預け方を知り、思いっきり旅行を楽しみましょう。
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旅行中のうさぎは?
旅行に行きたい、出張で空けないといけないとなった場合、うさぎのことが心配ですよね。
うさぎは24時間の絶食に耐えられないため、1日家を空けるだけでも一苦労です。
かならず知人かペットホテルの手を借りて、安全に預ける必要があります。
うさぎはストレスに弱い
ストレスは万病の元
一泊なら対策で乗り切れるぞ
うさぎは環境の変化に弱く、ペットホテルはうさぎにとって非常にストレスになります。
うさぎはストレスがかかると腸内環境が乱れ、うっ滞を引き起こしやすくなるからです。
家から出ること自体がストレスなので、可能な限り知人に家に来てもらうのが一番。
その子の世話の仕方を伝え、できれば何回か一緒に世話をしておくのが良いでしょう。
2日以上空ける場合に活用
知人に家に来てもらうのが一番ね
難しい場合にペットホテルじゃ
また、1日程度の外出であれば、多めに餌や水を入れ、エアコンで気温を調整します。
冬に暖房を入れっぱなしにすると乾燥するので、夜だけ点けるのもあり。
2日以上空ける場合に、知人やペットホテルを頼るようにしましょう。
知人にお願いできない、家に入れたくないという場合にペットホテルを活用します。
ペットホテルの料金は?
ではペットホテルに預ける場合の料金はどれくらいなのでしょうか。
ペットホテルによって変わってくるところですが、平均的な料金をまとめました。
また、繁忙期やオプションで変わることもあるので、代表的なものもまとめています。
基本的な料金
大体1日2,000〜3,000円程度ね
宿泊数や頭数で多少変わるがの
ペットホテルの基本的な料金は1日2,000〜3,000円程度のところが多いようです。
1,000円代の所もありますので、設備を確認して問題なければ候補に入れて良いでしょう。
日数が増えるごとに1日あたりの金額が100〜200円程度安くなるところもあります。
また、複数のうさぎを預けるほど安くなるペットホテルは、多頭飼いだとお得です。
繁忙期やオプションで変わる
GWや年末年始は注意ね
旅行の繁忙期はホテルも繁忙期じゃ
ゴールデンウィークや年末年始など、旅行シーズンには料金が高くなるお店が多いです。
料金が500〜1,000円程度高くなるので、旅行シーズンには注意しましょう。
また、ケージサイズを大きくしたり、メールやLINEで様子を送ってくれるオプションも。
追加するには費用がかかりますが、少しでも安心するためにつけておくと良いでしょう。
ペットホテルを探す時の注意点6つ
では、実際にペットホテルを探す場合、何に注意して探せば良いのでしょうか。
大切な愛うさぎの命を預けるわけですから、信頼できるところに預けたいものです。
うさぎのホテルもやっているペットショップ店員の妻にチェックポイントを聞きました。
1.預かり施設を見せてくれるか
どんな環境なのか確認ね
見せてくれんことは殆どないがの
実際にホテルの飼育環境は最低限見せてくれるところにしましょう。
ほとんどのペットホテルが自分から見せてくれますが、言われない場合は確認を。
その際に、飼育環境は清潔かどうか、預けられている子達の世話の様子を確認します。
ホテルやケージ内が不衛生だったり、温度調整がされていないようなら危険です。
2.他の動物と隔離されているか
犬猫の声で落ち着けないわ
離すか別の部屋にしてあれば安心じゃ
うさぎは犬猫の姿が少しでも見える、臭いがするとひどく怯える子が多いです。
うさぎと他の動物が隣同士など以ての外、少なくともケージが離してある所にしましょう。
うさぎや小動物専用の部屋が用意されていたり、うさぎ専門のホテルは安心です。
温度設定がうさぎ専用のものになっていたり、犬猫の鳴き声が届きにくいでしょう。
3.世話の仕方を一緒に確認してくれる
実際にやってみないと分からないものね
書類だけでの確認だと注意じゃ
うさぎによって世話の仕方は様々で、少しやり方がわかっただけでストレスの子もいます。
文章で確認する所もありますが、一緒に世話して確認するホテルは丁寧なところです。
時間によってできることに差があるので、少なくとも口頭での確認がある所にしましょう。
うさぎに慣れている所は、その子に合ったやり方で少しでもストレスを軽減します。
4.レポートや報告書を貰えるか
最近は報告書がSNSでくるわ
必須ではないが便利じゃ
必須ではありませんが、報告書を貰えるペットホテルはしっかりしている所が多いです。
最近はメールやSNSを使って状況を報告してくれるペットホテルもあります。
報告書があれば旅行中も安心でき、帰ってからの体調不良にも気付きやすいです。
特に長い期間ペットホテルに預ける場合には、報告書のあるところが安心でしょう。
5.連帯保証人や緊急連絡先の確認がある
飼い主としては面倒ね
しっかりしている所の方が良いぞ
預ける側としては面倒なところかもしれませんが、しっかりしている所は管理も安全です。
ペットホテルで何かあった際に、少しでも飼い主さんと早く繋がる術は大事になります。
また、滅多にないことですが、預けてそのまま受け取りに来ない人もいるようで…
うさぎのために少しでも正確に仕事をする所は、安心できる所が多いでしょう。
6.年齢制限や病気の確認がある
高齢だけど預かってほしいな
簡単に安請け合いしない所が安全じゃ
うさぎの年齢制限や、病気確認のある所は、場合によって預けられない場合があります。
しかし、高齢のうさぎや病気のあるうさぎは、少しのストレスにさえ耐えられない場合も。
うさぎの安全を考え、簡単に安請け合いしないペットホテルは安心できます。
もしも、うさぎが高齢、病気の場合には、旅行を避け、必要な時は知人に相談しましょう。
ペットホテルに預ける時の注意点4つ
ペットホテルを決めても、当日までに用意するものが沢山あります。
少しでもうさぎを安全に預けるために、できることは全てやるつもりでいましょう。
ペットホテルに預ける際に必要なものや、準備しておくものをまとめました。
1.旅行前に一度預ける
ぶっつけ本番はストレスだわ
何度か練習しておくのじゃ
一番大事なことですが、旅行当日にいきなり預けるのではなく、練習をしておきましょう。
飼い主さんの可能な範囲で、少しずつ預ける時間を伸ばしながら、何度か預けます。
最初は1時間程度から始め、半日、1日、お泊まりと時間を伸ばしていくと良いでしょう。
費用や出張までの日数で難しいこともありますが、出来るだけ細かい方が良いです。
2.預けられる健康状態か確認する
健康状態は必ずチェックね
万が一を考えるとキャンセルも必要じゃ
預ける直前までうさぎの健康状態には気を使い、何かあるようなら中止しましょう。
預ける数日前までに動物病院の先生に診てもらい、健康状態を確認しておくのも手です。
気になることがあっても出張をキャンセルできない場合は、事前にホテルに伝えます。
もしかしたら預けられなくなる可能性もありますが、安全が一番です。
3.必要なものが揃っているか確認する
ペットホテルから指定される場合もありますが、必要なものは下記の通りです。
ホテルから指定がない場合は、どこまで持って行って良いのか確認しましょう。
- いつも食べてる牧草やペレット
- 普段使っているトイレや食器
- いつも遊んでいるおもちゃ
- お世話メモ
うさぎは自分の臭いがあると安心するので、普段使っているものは重要です。
お世話メモに書く内容は、4つ目の注意点として次に詳しく書いています。
4.お世話メモを準備する
少しでも普段と変わらない状況を作るため、お世話メモを書いて渡しましょう。
ペットホテル側から様式の指定がある場合には、それに従います。
- 普段の食事時間や量
- 掃除の仕方
- 好きな遊び方
- うさぎの性格
- かかりつけの病院の場所と連絡先
- 飼い主さんの連絡先と宿泊先
出来るだけ細かくまとめ、できれば口頭でも事前に伝えておきます。
動物病院が決まっている場合もあるので、確認しておくと良いでしょう。
まとめ
うさぎはストレスに弱いため、1日程度の外泊なら自宅で餌や温度の対策を行います。
2日以上の外泊でも、出来るだけ知人やペットシッターに家に来てもらいましょう。
どうしても難しい場合は、ペットホテルに預けることを検討します。
ペットホテルは確認が細かく、うさぎに慣れている所に頼むようにしましょう。
また、当日いきなり預けるのではなく、何度か事前に練習した上で預けます。
ペットホテルがなかなか見つからない場合は、大手検索サイトを使っても良いでしょう。