ついあくびが出ちゃう
可愛いが病気には注意じゃ
うさぎが大きく口を開けてあくびしている姿は、ブサ可愛いですよね。
ただし、あくびが病気のサインになっていることもあります。
うさぎに健康で長生きしてもらうためにも、あくびについて詳しく知っておきましょう。
この記事では、あくびの原因とありえる病気、見分け方や対処法についてまとめました。
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うさぎのあくび
皆さんはうさぎのあくびを見たことがありますか。
見たことがないという方のために、念のためうさぎのあくび動画を。
見たことある方も、一度他の子のあくびも見て、癒されておきましょう。
ブサイクだけど可愛い
とっても可愛いあくびですが、あくびの仕方には個体差があります。
うちの子とやり方が違うけど、うちの子がおかしいのではと心配する必要はありません。
状況によってもやり方は変わってくるので、安心してください。
伸びとセットだと更に可愛い
典型的なあくびをもう一つ。
体を猫のように伸ばしながら、あくびをする方法ですね。
動画で見るととても可愛らしく見えますが、画像に切り取ると威嚇しているようにも。
あくびの原因
さて、うさぎはなぜあくびをするのでしょうか。
基本的に、あくびをする理由は人間と一緒です。
- 緊張している
- リラックスしている
- 病気になっている
緊張している
緊張すると息をするのを忘れちゃう
脳の働きも鈍くなるぞ
うさぎも人間も、緊張などで脳の働きが鈍くなると、脳が酸欠状態になります。
そのため、あくびをして大きく空気を吸い込み、新しい酸素を脳に送っているんですね。
また、大きく口を開けて、あごの筋肉を刺激することで、脳に刺激も与えられます。
このように、あくびは低下した脳の働きを活発にし、脳の酸素不足を補っているのです。
リラックスしている
眠い時にはあくびが出るわ
体を休ませようとしているのじゃ
うさぎは緊張している時だけでなく、リラックスしている時にもあくびをします。
副交感神経を活性化させることで、脈を安定させ血圧を下げているのです。
また、あくびをすると涙が出て、目ヤニや老廃物を流す効果もあります。
目を乾燥から守ることもできるので、ドライアイの予防にも役立っているのです。
病気になっている
あくびが多い場合には注意が必要ね
あくび自体は悪いことではないぞ
さて、良いことばかりのあくびですが、あまりにも多い場合には注意が必要です。
あくび自体が悪いわけではないのですが、あくびが多いということは酸欠だという証拠。
脳に酸素が十分に送られない、なんらかの病気になっている可能性もあります。
うさぎに目をやると、いつもうさぎがあくびをしているという場合には注意しましょう。
考えられる病気
うさぎがいつもあくびをしているという場合、下記の病気を疑って見ましょう。
- 心不全
- 脳卒中
- 不正咬合
どんな病気の可能性があるのかを知っておくことで、病気の早期発見に繋がります。
うさぎに長生きしてもらうためにも、病気の予備知識は重要です。
心不全
心臓がどこか悪いことね
上手く酸素を送れてないのかもしれん
血液を身体中に送る心臓になんらかの問題があると、脳も酸欠になりやすいです。
特に、5歳以上の高齢のうさぎには注意が必要でしょう。
走ったらすぐに息切れをして座り込んでしまうという場合、心不全の可能性があります。
心不全の可能性がある場合は病院に行き、心音を聞いたり心電図を診てもらいましょう。
脳卒中
脳の血管が詰まっているのね
ふらつきや目の動きに注意じゃ
脳卒中は脳の血管に異常がある場合の総称です。
脳の血管に異常があることで、脳が酸欠状態になり、あくびが出やすくなります。
あくびの他に、歩き方がおぼつかなかったり、目が活発に揺れている場合も。
症状が気になる場合は、設備の整った動物病院で、CTやMRIを受けると良いでしょう。
不正咬合
歯の噛み合わせが悪いことね
一度なると治療は大変じゃ
うさぎの歯の噛み合わせが悪い状態のことを、不正咬合と言います。
上手く口が閉じられず、鼻や気管が圧迫されることで呼吸がしにくくなるのが原因です。
口周りや胸、前足の内側がよだれで汚れている場合、不正咬合の可能性があります。
歯の伸びすぎが原因でおこるので、繊維質の多いチモシーを十分に与えて予防します。
見分け方と対処
うさぎがどうしてあくびをしたのかを確認するには、あくびの前後の表情に注目します。
うさぎが目を見開いている時には、緊張している時。立ち上がったり、体もこわばります。
目を細めている時にはリラックス状態。横になったり、座っていることが多いでしょう。
病気のサインを見逃さない
病気じゃないか心配だわ
病気のサインを知っておくのじゃ
それぞれの病気には、他にもサインが出ていることが多いので、うさぎをよく観察します。
先ほどは代表的な病気、症状だけを書きましたが、うさぎには色々な病気があります。
特に、5歳以上の高齢うさぎは病気になりやすい為、病気の予備知識は重要です。
症状が確認できたら動物病院に連れて行き、診断してもらって安心・治療を行ましょう。
また、今回を機にうさぎの病院代が心配になった方、気になる方は、ペット保険についても検討しましょう。
うさぎのペット保険は数が少ないうえに、2~3歳までしか入れないことがほとんどです。
高齢になり病院のお世話になることが増えてから検討しても、入ることができません。
実際にペット保険に入っていなかったうさぎ店長の実体験記事も掲載しています。
気になる方はうさぎにペット保険は必要か?実体験から得たポイント3つもご覧ください。
定期的な健康診断
プロに診てもらうのが一番ね
病院に慣れるのも大切じゃ
うさぎの病気を早期発見するためには、定期的な健康診断が欠かせません。
少なくとも1年に一回は動物病院に行き、万が一に備え病院にも慣れさせておきましょう。
1,500〜3,000円程度なので、爪切りのついでに2ヶ月に1回行くのも手です。
外出はストレスになるので、ネットや電話で予約して待ち時間を短くするのを忘れずに。
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まとめ
うさぎのあくびは、リラックスしている時と緊張している時に、自然に起こります。
しかし、あまりにも頻繁にあくびをするようであれば、病気の可能性も考えましょう。
あくびが多い場合には、心不全や脳卒中、不正咬合などが考えられます。
事前に病気について知っておき、病気の早期発見に努めましょう。
うさぎに長生きしてもらうためには、定期的な健康診断も重要です。
また、今回を機にうさぎの病院代が心配になった方、気になる方は、ペット保険についても検討しましょう。
うさぎのペット保険は数が少ないうえに、2~3歳までしか入れないことがほとんどです。
高齢になり病院のお世話になることが増えてから検討しても、入ることができません。
実際にペット保険に入っていなかったうさぎ店長の実体験記事も掲載しています。
気になる方はうさぎにペット保険は必要か?実体験から得たポイント3つもご覧ください。
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