トリマーの通信で実技がある講座一覧|技術が身につくのはどれ

 

 

通信だけでは技術不足だから、実技研修も受けられる通信が良いと聞いたんだけど。。。

しかし、実際に探してすと、どの通信に実技があるのか分からないという人も多いはず。

取ってみたら犬体モデルの添削だけだった、ということが無いよう注意しましょう。

今回は本物の犬を使い、先生に直接指導してもらえる通信講座をまとめました。

実技研修のある通信講座

トリマーになる上で一番重要なものは資格ではなく技術です。

そのため、通信講座を選ぶ上で実技があるかどうかは非常に重要な項目。

面接の際に技術を見られることも多いので、必ず実技のある通信を選びましょう。

犬体モデルだけでは不足

 

 

通信の内容に実技ありと書いてあっても、実際には実技の添削があるだけの場合も。

その場合、DVDと教材を元に犬体モデルをカットして、先生に添削してもらうだけです。

実際に直接先生に教えてもらえる訳でもなく、本物の犬をカットできる訳でもありません。

これだけでは技術を高めるのに不十分なので、実技「研修」がある通信を選びましょう。

実技研修のある通信講座

では、実際に本物の犬をカットし、直接先生に教えてもらえる通信はどれなのでしょう。

残念ながら実技研修のある通信講座は少なく、現在2社3講座しかありません。

また、資格が欲しいだけの人のために、実技研修は元々のセットに入っていません。

犬体モデルはついていますが、実技研修は別途申し込みが必要である点に注意です。

それぞれの通信講座の特徴と実技研修の内容を詳しく見ていきましょう。

ヒューマンアカデミー たのまな

参照：たのまなプロフェッショナル

ヒューマンアカデミーたのまなの特徴は実技を受けられる講座が2つあることです。

トリミング講座とプロフェッショナルトリミング講座に分かれています。

プロフェッショナルの方が学べる範囲が広く、取れる資格も多いのが違いです。

実技研修の形式と内容

実技単位数	50単位（100時間）
実技の形式	マンツーマン
実技の場所	現場のペットサロン等（全国90箇所以上）
スケジュール	オーダーメイド
実技の値段	240,000円

トリミングの内容には各講座違いが無く、実技研修の形式や学べる内容も一緒。

全国に90箇所以上あるペットサロンやショップの研修所で100時間たっぷり学べます。

実際の現場で学ぶことになるので、仕事ぶりやプロの技術を直接見れるのも強み。

マンツーマンで要望に合わせてカリキュラムも組めるので、忙しい人でも安心。

現場だから忙しくてちゃんと教えてもらえないのではと心配する必要もありません。

実技研修以外の特徴

	トリミング講座	プロフェッショナル
学習期間	7ヶ月	10ヶ月
取得資格	トリマー2級	トリマー1級＆2級 小動物看護士 ペット販売士
講座特徴	実技も合わせて最安	広く学べる
講座費用	108,000円	277,000円

プロフェッショナルの場合は、動物美容学以外にも5つの学問を学ぶことができます。

また、小動物看護士とペット販売士の資格も取れるので、就職にも有利です。

トリミング講座も動物社会学が学べるので、基本的なペットの知識は身につきます。

実技が取れる通信講座の中で一番安いのも特徴の一つです。

日本ケンネルカレッジ

参照：日本ケンネルカレッジ

日本ケンネルカレッジの場合、実技研修を受けられる講座は一つのみです。

スタンダードコースとマスターコースに分かれていますが、実技があるのはマスターのみ。

スタンダードからマスターに進学も可能ですが、合計費用は上がる点に注意しましょう。

実技研修の形式と内容

実技単位数	30単位（60時間）
実技の形式	少人数の授業形式
実技の場所	つくばグランドホテルから徒歩5分
スケジュール	13日間固定
実技の値段	226,800円

ケンネルの実技研修はたのまなと違い合宿所で一気にまとめて受けることになります。

時間は60時間とたなまなよりも短くなりますが、研修内容だけに集中できるのが強み。

現場の方では無く教えるプロである先生が、授業形式で教えてくれるので安心です。

つくばグランドホテルに無料で止まることができるので遠方の方も気にしなくてOK。

13日間の合宿になりますが、朝食・夕食もついているのでお金の面でも安心でしょう。

実技研修以外の特徴

	スダンダード	マスター
学習期間	2ヶ月	5ヶ月
取得資格	トリマープライマリーライセンス	ドッグトリマー ドッグトリマーインストラクターA・B・C級
講座特徴	実技なし	関連グループの優先雇用
講座費用	81,000円	136,080円

ケンネルの一番の特徴は、関連グループがあるので就職のサポートが手厚いことです。

関連グループの優先雇用があるので、空きがあればすんなり就職できることも。

トリマーに必要な知識のみに絞られているので、学習期間が5ヶ月と最短なのも特徴。

いち早く資格を取りたい、実技に早く取り掛かりたいという人に良いでしょう。

どちらがおすすめか

では、実際どちらの通信講座の方がおすすめなのでしょうか。

それは状況にもよって変わってくるので、次のどちらに当てはまるか見てみてください。

自分の状況に合わせた通信講座を選ぶことで、技術も身につきやすくなります。

受けやすく100時間あるたのまな

 

 

たのまなはスケジュールを話し合って決められるので、忙しい人も安心。

全国90箇所に研修所があるので、どのエリアの人も受けられます。

また、研修時間は100時間と圧倒的に長いので、技術面の心配もありません。

講座自体の学べる範囲も広く、14犬種の技法をタイプ別に詳しく解説してあります。

誰でもトリミング技術をしっかり学べるので、たのまなにしておけば間違いありません。

まとまった時間が取れる人は

 

 

13日というまとまった時間を取れる、合宿に通える人はケンネルもおすすめです。

実技研修のみに集中して講座を受けられるので、時間は短いですが習得も早いでしょう。

また、ケンネルは関連グループへの優先雇用もあるので、運がよければ就職も楽です。

ただし、つくばまでの移動費用は出ないので、関東地方の人の方が良いでしょう。

まとめ

資格を取るだけであれば講座のみで構いませんが、就職まで目指すなら実技は必須。

必ず実技研修を申し込める通信講座を選び、別途申し込みましょう。

実技研修を受けられるのは2社3講座しかありませんが、それぞれ特徴があります。

忙しい人はたのまな、短期集中したい人はケンネルを選び、技術を身につけましょう。

さらに詳しい比較はトリマー資格取得におすすめの通信講座は？にまとめています。