通信講座って費用はどれくらい?
どの通信を受けるかで変わってくるぞ
トリマー資格を取ろうと思うけど費用はどれくらいかかのか不安ですよね。
通信講座によって費用や内容は大きく変わってきますが、単純に費用で選ぶのも危険。
内容まで含めて費用面を検討することで、後悔のない通信講座選びをしましょう。
この記事では、トリマー資格取得に必要な費用を内容まで含めて比較しました。
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トリマー資格に必要な費用
では、さっそく通信講座にかかる費用について見ていきましょう。
また、専門学校と迷っている人もいると思うので、専門学校とも比較して見ました。
場合によっては通信講座よりも専門学校の方がお得な人もいるので注意しましょう。
通信講座の平均的な費用
まずは通信講座にかかる平均的な費用から見ていきましょう。
基本的に、通信で資格をとる場合は10万円前後ですが、それ以外の費用もあります。
- 通信講座:10万円前後
- 実技研修:25万円前後
- ライセンス受験料:5,000円前後
- ライセンス交付料:1万円前後
ライセンスの受験料・交付料は1ライセンスあたりなので、複数の場合は高くなります。
また、実技は必須ではありませんが、就職を目指すなら必須なので注意しましょう。
専門学校の費用と比較
ちなみに、専門学校でトリマー資格を取ろうと思った場合、どれくらいかかるのでしょう。
専門学校にもコースがいくつかあるので、大体の費用もまとめました。
- 1年or夜間:100〜150万円
- 2年:240〜300万円
- 4年:500〜600万円
こうして見てみると、通信講座の方がかなり安いことがわかります。
ちなみに、内容に差が出る2年と実技付きの通信の費用を比較すると4倍の差。
ただし、その分技術が身につき、資格もJKC公認のものなので就職に有利です。
通信講座の費用の内訳
では次に、通信講座の費用の内訳について詳しく見ていきましょう。
何が自分に必要なオプションで、どれが必要ないオプションなのか知ることは大切。
もしかしたら、無駄なオプションを省くことで、もう少し安くなるかもしれません。
通信講座費用の違い
どうして費用が違うの?
学べる範囲が違うのじゃ
基本的に10万円前後であることが多い通信講座費用ですが、多少の違いがあります。
これらの費用は違いは、学べる範囲によって違いが出てくるのが特徴。
トリマー資格の範囲にのみ特化しているなら安く、看護学なども入ると高くなります。
広い範囲を学んだ方が就職に有利ですが、学習期間も長くなるので注意です。
実技研修の必要性
就職する場合は実技必須ね
トリマーは技術勝負じゃからの
実技研修はもっとも費用がかかる部分ですが、トリマーに就職したい場合は必須。
資格を取りたいだけなら必要ありませんが、就職したいなら必ず取りましょう。
取らないと、どうしても2年間実技を練習してきた専門学校生より就職に不利。
トリマーに一番重要視されるのは実技なので、実技を取っておけば就職にも有利です。
ライセンス受験料・交付料
意外とライセンス代は痛いわよね
受験と交付で2万円じゃからのう
ライセンスに関する費用は、ほかの費用と比べると小さな額ですが、意外と痛い所です。
通信講座によっては2〜4つ資格が取れる場合もあるので、大きく費用が変わってきます。
例えば4つの場合は、一つあたり受験と交付で2万円程度なので、8万円もかかることに。
資格が多い方が就職に有利ですが、技術勝負で資格費用を抑えるのも手です。
有名どころの通信5つの比較
では、実際に通信講座の有名どころ5つについて費用面を比較して見ましょう。
今回比較するのは、たのまなから2講座、ケンネルから2講座、キャリカレから1講座です。
どの通信もトリマー資格取得の有名どころで、むしろそれ以外の通信を聞きません。
そのため、一般的にはこの3社5講座の中から選ぶことになります。
講座費用 | 実技費用 | ライセンス 受験料 |
ライセンス 交付料 |
合計費用 | |
---|---|---|---|---|---|
たのまな プロ |
277,000円 | 240,000円 | 7,500円 | 12,000円 | 595,000円 |
たのまな スタンダード |
108,000円 | 240,000円 | 7,500円 | 12,000円 | 367,500円 |
ケンネル マスター |
136,080円 | 226,800円 | 5,400円 | 8,100円 | 389,800円 |
ケンネル ベーシック |
81,000円 | ー | 5,400円 | 8,100円 | 94,500円 |
キャリカレ | 89,000円 | ー | 5,600円 | 12,000円 | 106,600円 |
※表を横にスクロールできます
単純な費用の比較
ケンネルのスタンダードが一番安いわね
実技も合わせるとたのまなのトリミング講座じゃ
単純に費用を比較すると通信講座費用が安いのはケンネルのスタンダードコース。
ただし、ケンネルのスタンダードコースはトリミングの基礎中の基礎しか学べません。
トリミングをがっつり学べる講座で一番安いのはキャリカレですが、実技は無し。
実技研修まで合わせた金額で一番安いのは、たのまなのトリミング講座でした。
内容まで含めての比較
ケンネルのマスターは就職に強いのね
たのまなのプロフェッショナルは独立に強いぞ
実技研修まで含めて一番安いのはたのまなのトリミング講座です。
しかし、それ以外の通信講座にも良いところはあるので、比較してみましょう。
まず、ケンネルのマスターコースですが、関連グループへの優先雇用が強み。
また、たのまなプロフェッショナルは小動物看護士やペット販売士の資格も取れます。
どの通信がおすすめ?
では、それぞれの通信講座がどのような人におすすめなのか詳しく見ていきましょう。
あくまで費用は通信講座を選ぶ際の一つの基準でしかないので、注意が必要です。
安く取ったは良いけど自分の目的には合っていなかったとならないよう気をつけましょう。
就職に強く安いのが良い
参照:たのまなトリミング講座
就職に強いトリマー資格を安く取りたいのであれば、たのまなのトリミング講座です。
トリマーに一番求められるのは技術ですが、この通信は実技研修が最長の100時間。
にも関わらず、実技研修が受けられる講座の中では一番費用が安いのが特徴です。
資格がトリマー2級なのが傷ですが、実力を見てもらえば安心してもらえるでしょう。
学習期間が7ヶ月なので、卒業後にもカット技術を自分で磨くとさらに効果的です。
就職サポートが強い所が良い
参照:ケンネルカレッジマスター
実技研修を受けて技術をつけたいけれども、就職活動もサポートしてほしい。
この場合、関連グループに優先雇用のある、ケンネルのマスターコースが良いでしょう。
ほかの通信講座でも就職活動のサポートは受けられますが、優先雇用はケンネルだけ。
実技研修が60時間と短いですが、合宿施設で集中して受けられるのも強みです。
たのまなは現場の研修所なので、引っ込み思案の人はケンネルの方が向いているかも。
将来は独立したい
将来は独立したい、幅広い範囲を学びたいという人はたのまなのプロフェッショナル。
看護学や経営学など5つの分野が学べ、動物看護士とペット販売士の資格も取れます。
それぞれ別々に勉強・取得しようと思った場合、倍近くの費用がかかるので注意。
プロフェッショナル講座でまとめて受講してしまえば、結果的に安くなります。
学習期間は10ヶ月と最長ですが、実技も100時間と充実しておりおすすめの講座です。
トリマー資格が取れれば良い
参照:キャリアカレッジ
実技がなくてもOK、資格さえ取れれば良いという人はキャリカレも視野に入るでしょう。
ほかの講座の実技を抜いてもキャリカレが一番安いので、費用を最小に抑えられます。
そのかわり、実技研修がないので就職には不利で、あくまで勉強のための講座です。
愛犬のことをもっと知りたい、自分で切ってあげたいという人に良いでしょう。
トリマーに向いているか分からない
参照:ケンネルスタンダード
トリマーも気になるけど、いきなり費用を払って資格を目指すのは怖い人もいるでしょう。
その場合ケンネルのスタンダード講座で一度触りだけでも勉強してみるのが良いです。
9万円前後の費用で受講することができ、マスターへの進学も可能なので安心。
行けそうなら進学すれば良いのですが、最終的な費用は8万円ほど上がるのに注意。
まとめ
トリマーを取るための費用をまとめましたが、大体の費用感はつかめましたか?
専門学校であれば240〜300万円程度、通信講座なら30〜60万円程度と考えましょう。
また、上記の金額は実技研修やライセンス代も合わせた金額です。
資格を取っておきたい、愛犬を自分で切って見たいという人は10万円でも取れます。
それぞれの目的によっておすすめは違いますが、自分にあった通信を選びましょう。
費用以外の比較や詳細はトリマー資格取得におすすめの通信講座にもまとめました。
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