餌入れを選ぼうと思うと意外と種類があり困りませんか。
そもそもうさぎ専用のものじゃ無くても、エサさえ入れられれば100均でも良いのではと思ってしまいますがそれは違います。
どういった餌入れを選べばいいのか、それぞれのタイプの違いやおすすめのものをまとめました。
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エサ入れ選びのポイントは?
大事なポイントは、うさぎがひっくり返さない、怪我しないものを選ぶことです。タイプや付随する機能によって差がありますが、大体500円〜2,000円くらいのものが大半です。
病気代に比べたら安いと思いますので、ケチらずうさぎや飼育環境、飼い主さんの生活リズムにあったものを選ぶようにしましょう。
うさぎがひっくり返させない陶器
うさぎが餌入れがひっくり返してしまうと、すのこの下に落ちるてエサが食べられないということが起こりえます。しっかりと重さがありひっくり返せない陶器の餌入れを選ぶようにしましょう。
うさぎは24時間胃に何もないとお腹を壊し、様々な病気に繋がってしまいます。すぐにエサを補充できる環境であれば下手くそだなぁと笑ってみて入られますが、常に見ているわけにも行かないと思いますので結構重要なポイントです。
陶器タイプのものであれば、容器をかじって突起が出来る、角ができて怪我をするという恐れもありません。
うさぎの柄が入っていたり、ハート型でかわいいものもありますのでケージをオシャレにすることもできます。ハート型、扇型のものは角に設置しやすいので、ケージにあったものを選ぶようにしましょう。
餌入れを動かしてうるさい場合は固定式
置くタイプの餌入れの場合、ケージが小さかったり活発な子が蹴って動かしてしまう可能性があり、陶器のエサ入れだと結構な音がなります。
他に餌入れを動かしてしまう原因としては、音がなったり、餌入れと床材の間を掘るのが楽しくておもちゃにする、位置に拘りがあるなどが考えられます。
物音が気になる場合は固定式のエサ入れを使うと良いでしょう。固定型といっても、取り外しが簡単に出来るようになっているため、エサの補充や掃除も簡単にできるようになっています。
ただし、容器をかじって突起が出来る可能性や、容器が小さいことが多く、食べてる最中にこぼしてしまうケースもあるようです。
かじりにくいように縁が太いものや陶器でできているもの、返しがついていてこぼしにくくなっているものもあり、ケージの場所を取らないので一番おすすめのタイプとなります。
100均のものはNG
エサが入れられるからと100均で変えるような容器を使う人がいますが、全くおすすめできません。
容器が軽い為ひっくり返しやすかったり、材質によっては噛んで尖る、誤飲すると危険もあります。淵の深さが高かったり、丸まっていないことで食べづらい、怪我をする恐れがあります。
安いものであれば500〜1,000円程度でも買えるので、ちゃんとうさぎ専用のものを選ぶようにしましょう。
色々なタイプのものがある?
大きく分けると陶器か固定式になってきますが、他にもちょっとした機能が付いていたりで便利なものもあります。
確かに便利でケージ内をスッキリできるというものもありますので、代表的なものでおすすめをメリット・デメリットと共にまとめました。
牧草入れと一体化している餌入れ
餌入れが手前、奥に牧草を入れる場所がついているタイプの餌入れもあります。ケージに固定するタイプが多く、場所を取らない、一回の取り外し作業でペレットと牧草の2種類が一遍に補充できるというメリットがあります。
牧草入れに関しては上から補充できるようになっていて、ペレットをスコップで追加すれば取り外さなくても良いという場合もあり日々の世話に非常に楽になる上に、小さなケージでも場所を取らずに設置できる点はポイントが高いです。
餌入れが手前にあることで、こぼれ出た牧草も餌入れに集まり無駄になりにくいというメリットもあります。
牧草が餌入れの奥にあるため、サイズの小さいうさぎだと若干食べづらい場合もありますが、総合的に見ておすすめできる餌入れだと言えるでしょう。
かじり木も兼ねている餌入れ
キャンプファイヤーの時の木組みのように、かじり木が交差して餌入れの形になっているタイプもあります。餌入れよりは牧草入れに多いイメージですが、そこの部分は隙間がないようになっているペレット用のものもあります。
かじり木分のスペースを節約でき、歯の伸びすぎの防止や、ストレス発散になることがメリットとなります。
だんだんボロボロになっていってしまうので定期的に買い替えが必要になりますが、逆に餌入れを衛生的に保つことが出来るというメリットもあります。
買い替えが必要なことよりも、かじっていくうちに先が尖って危ない可能性があることの方がデメリットでしょう。かじり木を別で設置すれば良く、かじり木自体はそこまでスペースを取るものでもないため、あえて選ぶ場面は少ないかと思います。
自動的にエサが補充される餌入れ
設定した時間にエサを自動的に与えることができるタイプの餌入れです。うさぎ専用のものというより、犬猫の他にうさぎやフェレットなどの小動物でも使えますというものが多いです。
時間や回数、量はある程度自由に設定できるようになっており、うさぎに合わせて朝晩の1日2回という設定も可能なものがほとんどです。2kg程度のエサを入れられるものもあるため、補充の手間がかからないものもあります。
短い時間であれば声を録音を可能で、うさぎの名前を呼んでから給餌出来るようになっているものもあり、うさぎの名前や飼い主の声を覚えてもらう、安心してエサを食べてもらう上でも良いかもしれません。
デメリットとしては、小さいものでも30センチほどの場所を取ることです。上が平らになっており乗っかれる為、場所を取りすぎないものもありますが、ケージ内に大きな物体がある圧迫感は避けられないでしょう。
生活が不規則で、1日1回でも問題ない水や牧草は交換できるけど、決まった時間に必要量だけ与える必要があるペレットだけは世話する上でストレスになっている人は、大きめのケージを購入した上で使うと便利かと思います。
※牧草は切れることがないように必ず多めに設置してください。
出張が多い人向けにも販売されているようですが、ペレットが自動給餌できたとしても、給水機はボトル部分をペットボトルなどに変えられる大容量なものにして腐りにくいうさぎ専用の水を使い、牧草も工夫して大量にケージに設置する必要があるでしょう。
万が一の場合に備えてペットを見守る機械とスマホを連携させ、何かあった時にはすぐに対応してくれる人も準備しないと心配だと思いますので、出張が多い人は素直にペットホテルを使ってください。
エサ入れにおしっこや糞をする場合は?
仔ウサギの場合は餌入れの中に入ってしまえるサイズのため、すっぽり挟まって安心する、縁が高く入って食べる方が楽などの理由から餌入れに入っていることがあります。
そのままフンやおしっこをすると不衛生のため、大きくなるまでこまめにチェックする必要がありますが、現実的に難しい場合は縁が低い小さい、もしくは固定式の餌入れ変えて防いだほうがよいでしょう。
トイレと勘違いしている場合や間違えておしっこや糞をしてしまった場合は、間違った場所を覚えない為にもすぐに綺麗に水洗いして餌入れとトイレを離して設置するとよいでしょう。
どうしても直らない場合は固定式のものを床より少しだけ離して設置すると良いですが、エサが食べづらいようであれば。食べやすい程度に淵が浅い餌入れを使うのが良いでしょう。
エサ入れの設置箇所は?
うさぎは綺麗好きなので、餌入れとトイレと近いことを嫌がる傾向にあります。トイレと離れた場所に餌入れを設置すると良いでしょう。
できるだけ離した方が良いので過度に設置することが多いと思いますが、角に起きやすいよう扇型の陶器が便利です。
置くタイプの餌入れだと動かしてうるさいようであれば固定式を使っていると思いますが、ある程度の容量エサを入れられるように底が深めに作ってあることも多いので、設置する高さはできるだけ床に近づけて設置するようにしてください。
エサ入れは洗った方が良い?
毎日餌入れのタイミングで水洗いし、うさぎ用に用意したタオルで拭いた方が良いです。
タオルの汚れが気になるようであればノンアルコールのウェットシートを使う方法もありますが、多少は容器に水分が残り、エサが湿ることでかえって不衛生な場合もあります。
毎日が面倒くさい場合は週一程度でも良いが、大した手間ではないので毎日やってあげてほしいところです。
エサの保存はどうすれば良い?
湿気や蛾の幼虫などの虫が入らないように密封しておく必要があります。
密封できるチャック付きのものであればそのままで良いですが、チャックが付いてないような大容量のものは100均などで挟んで密封できるような用品を使うと良いでしょう。
エサを入れておく容器も売られており、3000円程度で購入が可能です。可愛いデザインのものなどもある為、ケージ周りもスッキリオシャレにしたい場合はおすすめ。
また、直射日光の当たらない場所に設置するのもポイントとなります。