ペット大学|犬猫うさぎの飼い方や病気

うさぎにペット保険は必要か?実体験から得たポイント3つ

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うさぎにペット保険は必要?

 

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考える際のポイント3つをまとめたぞ

 

最近はペットも保険に加入するのが当たり前になってきた時代ですが、うさぎの場合はどうなのでしょう。

保険を検討する際に考えがちなのが「保険に入った方がお得なのかどうか」ですが、その考え方は間違いです。

その理由は、不確定な未来をもとに考えてもギャンブルでしかないから。

うさぎが将来、何歳でどんな病気になるのかを予測することはできず、そのため掛け金を取り戻せるかどうかは誰にも分りません。

それよりも、確実に起きる現象に対して、ペット保険があった方が助かるかについて考えましょう。

確実に起きること、それは

  • 「うさぎはほぼ確実に飼い主よりも先に死ぬ」
  • 「その際には治療費が発生する」

ということです。

そのため、下記の3点について知っておくことで、うさぎに保険が必要なのかが見えてきます。

Point

  • うさぎの治療費はどれくらいか
  • うさぎの最期について
  • うさぎが高齢になった時の飼い主の状況

詳しい内容は本記事を見ていただければ分かりますが、保険料の総額から入った方がお得なのか考えるのではなく、治療費にどの程度の援助が必要なのか考えていくことになります。

うさぎのペット保険は2~3歳までに加入しないといけないもがほとんどのため、早急に判断する必要もあります。

今回は、生々しい実体験とともに、それぞれのポイントについて詳しくまとめました。

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Point1.うさぎの治療費はどれくらいか

お金と時計

うさぎのペット保険を検討する際は、まず、どれくらいがうさぎの治療費として必要なのか知っておきましょう。

例えば、うさぎが最もかかりやすいといわれている病気、毛球症についてはどうでしょうか。

実際、先日うさぎ店長が毛球症になり病院にかかりましたので、その費用を下にまとめています。

毛球症の治療にかかった費用

  • 診察料:750円×3回
  • レントゲン:4,000円
  • 皮下・静脈注射:3,000円×3回
  • 皮下点滴:2,000円×3回
  • 合計:21,250円

今回は特に手術や長い通院の必要なく、ほとんど費用は掛かりませんでした。

ですが実際には、毛が腸ではなく胃に溜まっているということで、1週間通い続けないといけない可能性、できるだけ避けたいけど手術の可能性もあること最初に説明されました。

もし手術が必要になった場合は、追加で手術費用10万円と入院日10万円(1週間入院の場合)がかかり、合計20万円は軽く超えてきます

実体験

本サイトではうさぎの代表的な病気や治療費等を各記事でまとめていますので、私自身それくらいの費用感は把握しています。

そのため、最初に手術の可能性を聞いたときは、正直めちゃくちゃ焦りました。

「うさぎ店長のためならいくらでもお金は出したい、でもいきなり準備するにはかなり苦しい金額だぞ」

幸い、今回はうさぎ店長もまだまだ元気で、3回の通院により元気を取り戻しましたが、一気にうさぎ店長の高齢化を実感した瞬間でした。

本サイトではその他の病気の金額もまとめていますが、どの病気も手術が必要になれば10万円~20万円はかかってきます。

うさぎの様々な闘病ブログもネットで検索すれば出てきますので、気になる人は検索してみると良いでしょう。

Point2.うさぎの最期について

リラックスしたうさぎ

次は、確実に治療費の発生する、うさぎの最期についてみていきましょう。

まず把握しておいてほしいことは、うさぎが体の不調を隠す生き物だということです。

結果的に、飼い主が「様子がおかしい」と思った時には症状が進行していることが多く、すぐにでも病院に連れていく必要があります。

そのため、少しでも心配であれば、病院に連れて行った方が良いでしょう。

ここで費用を心配してまぁ大丈夫だろうと放置すると、後で後悔することになりかねません。

そして高齢になるほど、死のリスクが高まり、下記のような場面に遭遇することが多くなります。

  • 手術を今すぐにしないといけない
  • 手術をしても治るか分からない上に、手術に耐えられるか分からない

前者の場合、すぐにでも手術代についてやりくりしないといけません。

後者の場合「手術費用」もしくは「痛みを和らげながら少しでも長く延命するための治療費」が、死ぬまでかかります。

どちらにしてもPoint1で書いたように高額の治療費がかかり、飼い主の負担も大きくなるでしょう。

しかし、うさぎが飼い主よりも早く死ぬ以上、これらの治療費は確実にやってくるものです。

どんなに元気だった子でも、一度は経験することになり、幸運にも病気を乗り越えられれば、また何かしらの病気にかかり治療費がかかってきます。

とても悲しく冷たい言い方かもしれませんが、そのことを早く認識しておくことが、愛うさぎと幸せなうさぎLIFEを過ごす上で重要なのです。

よくある後悔

  • 治療費に怯まずもっと早く病院に連れて行っていれば
  • 手術代が払えれば治せたのに
  • 治療費が払えればもっと長生きさせられたのに

今回、うさぎ店長が毛球症になった際、それくらい真剣に考えておかないといけなかった、そのための準備が足りていなかったと痛感しました。

ペットショップ店員である奥さんと、うさぎの飼い方についてまとめている以上、うさぎの病気の知識については自信がありました。

だからこそ、うさぎ店長の異変にいち早く気付き、病院に連れていけた、早期治療で回復できたとも思います。

しかし、うさぎ店長が高齢だと分かっていながら、「後何年後かには死ぬ」ということがちゃんと理解できていなかったのです。

まだうさぎを飼い始めたばかりの方は、イメージできないのも当然でしょう。

実体験

うさぎ店長のために、何かあれば治療費は出し惜しみしないであげたい。

でも、治ってもまた何かしらの不調は出てきて、いつかは死んでしまうんだ。

それまで何回も治療費を出し続けられるのだろうか。

突然不安になりました。

うさぎ店長を飼い始めたときは、まだ小動物のペット保険が普及していなかったのです。

2~3歳まで加入できるようになった時には、もううさぎ店長が加入できない年齢になっていました。

うさぎのペット保険に入れていれば、そう考えずにはいられません。

ペット保険に入っていない場合、選択肢が狭まるということを知っておいてほしいと思い、この記事を書いた次第です。

Point3.うさぎが高齢になった時の飼い主の状況は?

年をとっていく人

今までの2つのPointで、うさぎの治療費や、飼う上での現実は把握できたかと思います。

なんとなく「自分の収入」や「貯金ができる性格なのか」という点から、ペット保険に入るべきかイメージ出来てきたのではないでしょうか。

しかし、最後にもう一つ視野に入れておいて欲しいことがあります。

それが、うさぎが高齢になる5年後~10年後に自分がどんな状況なのかということです。

多くの人は、うさぎを飼い始めるのが、下記の頃になってくるでしょう。

よくある飼い始めるタイミング

  • 社会に出て一人暮らしも落ち着いてきた
  • 子供が小学校に入りペットに興味を持ち始めた

例えば前者であれば、5~10年後は20代後半~30代前半です。

丁度、自分の人生を見直し、結婚や転職、育児が始まる時期になってくるのではないでしょうか。

また、後者であれば、5~10年後は子供が中学生・高校生となり、受験や部活にお金のかかる時期です。

そんな時期にうさぎの治療にお金が抽出できるのかどうかを考えて頂きたいのです。

今の収入、支出で考えると、ここにギャップが出来て、うさぎが高齢になった時には状況が変わっていたということになりかねません。

実体験

実際私は、以前働いていた会社に生涯務めることになるだろう、特に収入にも不安は無いなと思っていました。

しかし、うさぎ店長が高齢になった現在、体を壊して会社を辞め、個人で生計を立てる個人事業主。

子供も2人いて手もお金もかかるお年頃です。

正直な話、お金に余裕があるわけではなく、今回の病院の件でかなり心配になりました。

最初のPoint2つに比べると不確定な要素ではありますが、うさぎがいつどんな病気になるかよりは予測しやすいはずです。

うさぎの保険の必要性を考えるときは、必ず5~10年後の自分の状況を考えるようにしましょう。

うさぎにペット保険は必要か

動物病院を受診中のうさぎ

Point3つを把握した上で、「収入に不安がない」、「自分でうさぎ用の貯金を積み立てる自信がある」という人には必要ありません。

一方で、収入に不安がある、貯金が出来ない性格だという人は、うさぎのペット保険についてもう少し詳しく調べておいた方が良いでしょう。

最終的な必要性については保険会社の保険販売士に聞く必要があります。

特定の保険について、保険販売士以外が説明することは違法だからです。

かといって、複数の保険会社にいくつもある保険プランを一つ一つ聞いて回るのも面倒ですよね。

その場合、保険会社のプランを比較・資料の一括請求ができる下記のような無料サイトを活用するのも手です。

ペット保険比較・一括資料請求サイト

※うさぎの保険は少なく、一括請求サイトでも取り扱ってないことが多いようです。上記であれば保険スクエアbang!が取り扱っています。

まずはそこで、一つでも資料を請求し、必要そうであれば話しを聞いてみましょう。

正直、保険のようなややこしいシステムを、ネットで調べて理解するのは困難です。

資料を見ながら大枠を把握し、詳しい人に話を聞くのが、最短ルートと言えるでしょう。