おもちゃが多すぎて迷うなぁ
目的に合わせて選ぶと効果的じゃ
ペットショップでうさぎのおもちゃを見かけるけど、どれを買えばいいのか分からない。
うさぎのおもちゃは、いろんなタイプのものがあるので、悩みますよね。
飼育の悩みを解決するようなおもちゃを選べば、飼い主さんも助かり、うさぎも喜びます。
この記事では、おもちゃの効果、選ぶポイント、悩み事のおすすめについてまとめました。
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うさぎにとってのおもちゃ
うさぎのおもちゃはなんとなく買いがちですが、目的を絞ると効果的に使えます。
まずは、飼い主さんが世話をしている中で、悩んでることを思い浮かべてみましょう。
飼い主さんが飼育する上で悩んでいることは、うさぎにとっても不満があるところ。
その不満を解消できるおもちゃを選ぶことで、うさぎも喜んで使ってくれます。
おもちゃの効果
おもちゃによって得られる効果は主に5つ。
- 運動不足の解消
- ストレスの発散
- 体のお手入れ
- 知能の発達
- 飼い主さんとの関係構築
どれもうさぎにとって大事なことで、病気にかかりにくくしたり、元気に過ごす秘訣です。
ケージに籠りがち、毎日にずっと変化がないという場合、特に効果的でしょう。
上手な遊び方
同じおもちゃだと飽きちゃう
使う時以外は片付けておくのじゃ
おもちゃは1日30分〜1時間程度だけ与え、それ以外の時間は回収しておきましょう。
時間から考えても、ケージから出す時間に一緒に与えるくらいがちょうど良いくらい。
理由として、常にケージ内に入れていると、すぐに飽きて関心を示さなくなるからです。
ケージに設置するタイプは、体を手入れもできるおもちゃが向いています。
おもちゃ選びのポイント
では、実際におもちゃを選ぶ際にはどのように選べば良いのでしょう。
おもちゃ選びのポイントは習性や悩みにあった、安全なおもちゃを選ぶことです。
それぞれどう選ぶのか詳しくみていきましょう。
おもちゃの種類
まずは、どのような種類のおもちゃがあるのか把握しましょう。
- 転がすタイプ:ボールなど
- 固定タイプ:穴掘りマットなど
- 設置タイプ:知育玩具など
ボールやなどの転がすタイプは、運動不足やストレスの解消するものが多いです。
固定式は、穴掘りマットやかじり木などの体の手入れ、設置式は知育玩具が大半。
ただし、転がるようになっているかじり木など、ハイブリットなおもちゃもあります。
習性にあったものを
習性にあったものは嬉しいね
やらないとストレスが溜まるからのう
おもちゃを選ぶ際には、うさぎのどの習性を満たせるのかを考えましょう。
うさぎは天敵から逃げる練習のため、爪を研ぐために、ダッシュや穴掘りをしたがります。
これらの習性が抑圧される飼育環境では、うさぎがストレスを溜めてしまうのです。
逆に習性を刺激するおもちゃを与えれば、非常に喜んで遊び、ストレスも発散できます。
安全かどうかが第一
安全かどうかの見分け方は?
無駄な突起や隙間がないかじゃ
どんなにうさぎが喜んでくれるおもちゃでも、うさぎが怪我をしては意味がありません。
うさぎの毛や足が挟まる所は無いか、固定が甘く倒れたりしないかよく確認しましょう。
特に、重さのあるおもちゃはうさぎに不適切なので、注意が必要です。
大手メーカーのおもちゃを選ぶようにすれば、基本的には安全にできています。
目的別おすすめおもちゃ
では、実際にうさぎにおすすめのおもちゃを、目的ごとにみていきましょう。
この記事にまとめたおもちゃは、基本的に複数の習性を満たせるようになっています。
そのため、いろんな悩みを解決しやすく、うさぎも喜んでくれやすいものです。
運動不足の解消
運動不足のうさぎにおすすめなのが、トンネルタイプのおもちゃです。
とくに、走って通り抜けれたり、転がして遊べるタイプは運動不足解消に最適。
ダッシュでくぐり抜けたり、転がして楽しむなど元気な姿を見せてくれます。
広い場所がないと危険ですが、最も運動不足に良いでしょう。
ジャバラタイプが苦手な子に
ジャバラタイプは足音が気になって入らない子もいます。
その場合は、SANKOの跳び箱Lを使うと、下に何もないので入りやすいです。
Lサイズでも、大人うさぎが走り抜けるには、少し小さいかもしれません。
その代わり、ジャンプして飛び越えたり、ゆっくり通り抜けて遊んでくれます。
発情期の発散
運動不足の解消にも良いボールですが、発情している時の解消用としても使えます。
マウンティングがひどいようであれば、与えてみると良いでしょう。
飼い主さんにマウンティングしてきたタイミングで、そっと腕と差し替えます。
使ってくれない子もいますが、運動用としても使えるの邪魔になりません。
餌に変化を与えたい
転がしたり吊り下げることができる、ボール型の牧草入れもあります。
あまり牧草を食べてくれない、餌の上げ方にも変化をつけたいと言う場合に良いでしょう。
牧草を食べた後も転がしたり、突いて遊ぶことが出来、かじり木になるタイプもあります。
牧草が飛び散って無駄になることも多いのですが、常設できるおもちゃです。
歯の伸びすぎ防止
歯の伸びすぎや、ストレス防止にはかじり木がおすすめです。
実は、かじり木だと前歯しか削れないので、チモシーも与えないと意味はないのですが。
かじるという行動自体うさぎは大好きなので、良いストレス発散になります。
フェンスタイプを使えば、ケージの金網を噛んでうるさい子の対策にもなります。
奥歯の対策にはわらっこ倶楽部
わらっこのハウスならチモシーで出来ており、バラしたり転がしたり、潜っても遊べます。
ハウス以外にも、マットやトンネルなど様々な種類があるので、選ぶのも楽しいはず。
うさぎにとって壊せると言うのはとても大事で、良いストレス発散になります。
尿で汚れたり、買い足さないといけないのが玉にキズ。
爪の伸びすぎ防止
ペットうさぎの先祖は穴を掘って暮らしており、その時爪も自然に削れていました。
しかし、飼いうさぎだと掘る場所がなく、とこ材を掘るとうるさくなってしまいます。
穴掘り用のマットをケージにぶら下げてあげると、喜んでホリホリしてくれるでしょう。
マットに潜り込んでベットにしてリラックスする場所としても使えます。
安心する隠れ場
うさぎは穴で生活していたので、隠れる場所があると落ち着きます。
キューブハウスなら複数のハウスを組み合わせて、本物の巣穴のようにも出来ます。
単体でケージの中に設置してもいいですし、組み合わせて遊び場にしても良いでしょう。
かじり木としても使えるので、ストレス発散や、前歯の伸びすぎ防止にも使えます。
知能の発達
あまり数は多くありませんが、うさぎ用の知育玩具もあります。
おやつを隠せるようになっており、引っ張ったり、転がして探せるようになっています。
小さな仔うさぎに与えると、匂いにつられて勉強してくれるでしょう。
あまり大きな子だと、倒して終わってしまうこともあるようですが。
しつけやトレーニング
うさぎにもラビットホッピングと呼ばれる、犬のような競技があります。
指示通りに動き、褒めてもらって達成感を得る。信頼関係の構築に繋がります。
おもちゃとして使いえば運動不足解消になりますが、指示を出して飛び越える練習にも。
向き不向きがあるので無理にする必要はありませんが、挑戦してみても面白いでしょう。
懐いてもらうには
もしも、うさぎが懐いてくれないとお悩みなら、おもちゃ以外も見直しましょう。
接し方や対処の方法でも、うさぎとの関係性は大きく変わってきます。
特に、生後6ヶ月以降の思春期になると、一時的に気難しくなるので注意が必要です。
問題行動の悩み
思春期は問題行動も増えるね
信頼関係を深めるチャンスでもある
思春期になってくると、自己主張が激しくなり、問題行動も目立ってきます。
この間までは抱っこさせてくれていたのに、最近は噛まれるという場合も。
尿を飛ばしたり、暴れたりで飼い主には辛い時期ですが、思春期の対応は大切です。
間違った対処をするとわがままに育つので、正しい対処で信頼関係を深めましょう。
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懐かない悩み
うさぎは懐くのに時間がかかるよ
間違ったやり方は逆効果じゃ
なかなか飼い主さんに懐いてくれない、気難しい子もいます。
また、初めてうさぎを飼う場合には、知らないうちにうさぎを怖がらせていることも。
うさぎと仲良くなる手順を知り、少しずつ距離を詰めていくことが大切です。
うさぎの喜ぶ褒め方や、上手なおやつの使い方も知っておくと良いでしょう。
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まとめ
うさぎのおもちゃは、うさぎの習性にあった、安全なものを選びましょう。
様々な種類のものがあるので、飼い主さんの悩みに合わせて選ぶと効果的です。
うさぎをおもちゃで遊ばせるのは30分〜1時間にとどめ、終わったら回収します。
思春期の場合は、おもちゃだけでなく、いろいろな方法で対応することが大切です。